今まで所有してきたPDAたち。

薄れゆく記憶の代わりに残すページ。

NEC MobileGear MC-CS13

富士通ノートパソコンを持っていたモノの持ち歩くためのデジタルグッズが欲しくなり購入。
平成9年に発売。
当時、埼玉県の大宮駅前にあった家電量販店(”さくらや”かな)の店頭に並んでいたので、大学の帰り道に毎日のように触っていました。
購入した経緯は不明。当時、ヤフーオークションなんてものはなく、個人売買の掲示板が盛んでした。その中で購入したような気がします。

価格は定価94000円だそうです。
OSはWinodwsCE1.0。レスポンスの遅さから全く使い物になりませんでした。
物珍しさから、公衆電話にモジュラージャックをつなぎ、そこからインターネットアクセスをしていました。懐かしい。
PocketWordやPocketExcel、PocketIEなどが入っており楽しいことは楽しかったです。

日本IBM – WorkPad 30J

モバイルギアのレスポンスの悪さに辟易し、当時まだマニアックだったこんなものに手を染めました。
アメリカ3comから独立したPalm Computing社から出ていたPalmIIIの日本語版をIBMから発売したのがこれでした。
グラフィティと呼ばれる独自の文字入力方法はブラインドタッチに引けを取らないほどのスピードで、Motorola DragonBall 16MHzという貧弱とも思われるスペックでもレスポンスの速さはすさまじいモノがありました。
またオタクたちの手によってそのコミュニティも育っていたので、すっかりはまってしまいました。

  • OS:Palm OS 3.1? 日本語版
  • CPU:Dragonball EZ 16MHz
  • Memory:4MB(RAM)
  • Display:160×160ドット/モノクロ バックライト付
  • Battery:単四乾電池2本
  • Size:120 x 80 x 18 mm
  • Weight:162 g
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http://e-words.jp/w/WorkPad.html

USA Palm Computing – PalmVx

WorkPad30Jでも十分よかったのですが、メモリが4MBしかなく、アプリケーションをインストールするにも制限がありました。
そこで海外で発売されているPalmVxを購入する決意をし、個人輸入で当時600$くらいで購入しました。
どうやって購入したか、記憶にありません。
今とは違って海外からの購入ということ自体が珍しく、かつ未知な部分のリスキーさをも超える、物欲がそこにありました。
山田達司さんという人が日本語化するアプリケーションを発表していたのでそれを使用し、日本語化。フォントなどもPerlなどを駆使してPalmで使える よう変換したりしていました。
また現在のSony系携帯に搭載されている日本語予測変換入力ソフトの「PoBox」の開発段階のものがPalmにもあったのでテスター としてテストして作者にバグ報告を行ったこともあり、今でも思い出深いマシンです。
密かに就職するならPalmの日本法人がいいな、などと大それたことも考えていたりも。

http://journal.mycom.co.jp/news/2000/04/04/09.html

USA Handspring – Visor Deluxe

ガワが透明というだけでアメリカHandspring社に予約し、購入。ただ、購入したモノのやっぱり不要かな、と思い到着後即ヤフオク行き。思い出は特にありません。
PalmComputing創設者の一人がHandspring社を作り、その1号機のマシンでZen of Palmを具現化するマシンでした。
しかし今ではHandspringは元のPalmに戻ってしまっていますね。