大前提として・・・
- OxygenOSへ移行するのであれば、デフォルトであるHydrogenOS(H2OS)は工場出荷時の状態にすべきであり、アップデートはしてはいけない。
以上です。
移行方法
こちらをご覧いただけたらと思います。
冒頭に書いた大前提である「H2OSのアップデートはしてはいけない」というのは、OnePlusがダウングレードを認めていないからです。
言い方を変えれば、H2OSのアップデートをしてもそのバージョンより新しいOOS(OxygenOS)が公開されればアップデートできるはずです。
最新版のファイルがなければ、XDAでまとめてくれています。
またOnePlusがアップデートを認めていないとしても、XDAあたりを検索すればRollbackツールを使ってダウングレードできる可能性はあります。(この記事を書いている時点では、ツールがない。)
ただ、困ったことにH2OSとOOSのバージョン表記が異なるので、いつどのバージョンなのかはっきりしないところがあります。
とは言え、アップデート出来ないバージョンのファイルであれば、拒否られますので大きな問題ではないと思います。

より完全なOOS化を目指すなら
Android 8以降、OSのアップデートを用意にするために「A/B (Seamless) System Updates」というアップデート方法を採用しています。
これは、システムを2つ用意し、OSのアップデートを実行する場合は非アクティブなパーティションにアップデータをインストールし、再起動後はアップデートされたパーティションから起動するものです。
これはOnePlus 7Tにも同じ手法が取られています。
だから、もし完全なOOS化を目指すなら2度アップデートが必要、ということになります。
1.工場出荷時はH2OSが起動
スロットA [Active] | スロットB |
H2OS | H2OS |
2.H2OSをローカルアップデート
→スロットBにアップデータをインストール
スロットA | スロットB [Active] |
H2OS | OOS |
この状態ですと、見た目はOOSになっていますが、実はスロットAにH2OSが残っています。
今後、公式アップデートが始まれば、スロットAが更新されるので気にすることは特に必要はありませんが、もし気になるようであれば、もう一度同じアップデータをインストールすることをおすすめします。
また、このスロットA/Bはfastbootモードで確認、切り替えが可能です。
Activeスロットの確認
# fastboot getvar current-slot
Activeスロットの切り替え
# fastboot --set-active=aまたはb
これで再起動すれば、切り替わったスロットのOSが起動することになります。
普通、切り替える人はいないので、無視していいですね。
今回、購入時にはすでにOxygenOSに入れ替わっていましたので、H2OSのことは気にしませんでしたが、スロットを切り替えてみたらH2OSが起動してびっくりした次第です。
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