[ThinkPad X1 Nano]M.2 SSDを交換する。

PC

さっそく、交換してみました。

ThinkPadを購入するたびに、デフォルトのSSDは交換しています。
理由は、LinuxやらCloudReadyやらお試しでOSをインストールするのが好きで、パーティションをいろいろとイジることが多いからです。

2023.4.1追記

トランセンドから片面実装のSSDが発売されています。
入手しやすく、スペックもKingSpecより上、ThinkPad X1 Nano Gen1でも動作確認済みです。

レアな2242サイズ

ThinkPad X1 Nanoでは軽量化のために、小さなM.2 SSDを採用しています。

ここのページにサイズが掲載されています。

フォームファクタと寸法

  • M.2 2280: 80.0mm x 22.0mm x 2.38mm, ±0.15mm, 7.5g
  • M.2 2242: 42.0mm x 22.0mm x 2.38mm, ±0.15mm, 3.9g
  • M.2 2230: 30.0mm x 22.0mm x 2.38mm, ±0.15mm, 3.2g

Nanoに使用しているのは、2242、X1 Carbonなどは2280です。

問題なのが、2242のNVMeはなかなか世の中に出回っていないのです。
SATA接続のM.2 SSDは確かあったはずですが。

ツワモノは2280サイズのNVMeを切り落として無理やり2242サイズにされています。すげー

これ以外の型番だとチップの配置が変更されているようなので、やめたほうが良さそうです。

また、M.2 SSDの2242サイズは、「産業用」に出回ることが多いらしく、なかなか「一般用」のものがないのもまたネックの一つでもあります。

マイナーメーカーのNVMeを選択

今回購入したのは、

です。

スペック的には

  • NAND Flash 3D TLC
  • Sequential Read 1100MB/S
  • Sequential Write 1000MB/S

なところですので、サムソンなどの一流メーカー製SSDに比べたら普通のスペックです。

私はスペックにこだわりはないので、こんな程度で十分です。

SSDの細かいことは、私もよくわからないので、こちらを参考にしてください。

換装してみる。

早速開腹です。

バッテリーの右上あたりにある銅板の下にSSDがあります。

WDとKingspecの形状比較

無事にUEFIでも認識しました。

ベンチマーク

The 比較 様のサイトにウェスタンデジタルのSSDで実行したベンチマーク結果があります。

ついに1kg切り!レノボ ThinkPad X1 Nano(第11世代Intel Evo)の実機レビュー - the比較
ThinkPad史上最軽量のThinkPad X1 Nanoの実機レビュー。約907gからという軽さだけでなく、5G対応、アスペクト比16:10の広色域液晶、ロングバッテリーなど、特徴が盛りだくさん。抜群の完成度の高さを誇る13型モバイルノ...

画像をお借りしました。

続いてKingSpecです。

だいたい、スペックシートどおりですが、まぁ、こんなもんです。

M.2 SSD交換時の注意点

M.2 SSDの厚さ、には気を付けてください。

M.2 SSDには、フラッシュメモリーを基盤の片面であったり、両面に取り付けてあったりと、ものによって異なる規格が存在するようです。

今時点で入手できるM.2 SSD 2242に詳しいのはこちらのサイトです。

こちらのサイトを見なければ気づきませんでしたが、当初、トランセンドのM.2 SSDを購入しようと思っていましたが、両面実装であることに気づき、諦めました。

 

ThinkPadと言えば、パーツの入れ替えが簡単であるという認識を持っています。
今回も簡単ではありますが、「軽量化」の道を進むためパーツの選択で、高くはないですが壁ができてしまいました。

 

あとやりたいことは、LTEモジュールの追加ですね。。。

 

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