かねてより、飼育しているカメのライブ映像を見てみたいと思っていたので、環境を構築してみました。
目標
- ライブ映像は24時間いつでも見られるようにする。
- スマホの充電は「常時」にしない。
- カメ飼育に必須なヒーター・電球関係の電源ON/OFFを時間で制御する
用意したもの
- Xiaomi Redmi Note 11(ライブカメラ用)
- Androidアプリ「Alfred Camera」(ライブストリーミング用)
- Revex デジタルエコタイマー2台(スマホ充電とライト給電制御用)
Xiaomi Redmi Note 11
安くてそこそこ性能のあるスマホとして、この機種を選択しました。
2万円以下で買うことができるので、ネットワークカメラ+αのものを買う、と思えば許せる金額です。
24時間カメラを起動しっぱなし、という使用法は電力消費量も多く、バッテリーに過度な負担がかかりそうだったので、無名メーカーは使いたくなかったし、中古スマホも同様の理由で避けました。
(とか言いながら、先日、Redmi Note 12 Proが爆発したニュースが出ましたね・・・。)
Androidアプリ「Alfred Camera」
ペット飼育などのホームページを見ていると、そこそこ有名なアプリのようです。
無料でも使用することができます。
有料版は月額500円、広告除去、カメラのズーム機能、HD画質、などが有効になります。
Revex デジタルエコタイマー
Revexはその世界では有名なメーカーですが、普通、あまり目にする機会はありませんね。
ここで販売しているデジタルタイマーを使い、ライトやスマホ充電を時間で制御していきます。
余談:アナログタイマーについて
当初、アナログタイマーを使用していたのですが、
- ジリジリという音が意外と耳に障る
- 使用して1週間もしないうちに壊れた
ということからおすすめしません。
カメの飼育環境
カメなどの爬虫類を飼育するには、水温・室温環境を整える必要があります。
我が家では、
- ヒーター(水温維持用)
- 紫外線ライト(ビタミンD形成用)
- バスキングライト(体温維持用)
をそれぞれ使用しています。
ヒーターは冬場だけの使用で、24時間稼働、それ以外のライトは朝6時から18時までの12時間稼働にしてみたいと思います。
- 爬虫類ライト特集:Charm
電力供給を制御
壁付コンセントから、延長コードを伸ばしタップに2台のデジタルタイマーを付けています。
1台のデジタルタイマーには1口しか挿せないので、分岐を使ってライト2つを点灯させます。
スマホ(タイマー1台目)
Google Pixelなどは充電サイクルなどを勝手に把握して、常時給電しているな、と判断した場合には80%を上限とした充電にしてくれます。
Redmi Note 11にはそのような機能はなく、常に100%充電です。
ソフトウェア的に80%充電にするにはroot権限を取得する必要があり、そこまでしたくない、ということでタイマーを使って制御してしまいます。
現時点のタイマー設定は、4パターン
- 毎日、0時から2時まで給電
- 毎日、6時から7時まで給電
- 毎日、12時から13時まで給電
- 毎日、18時から19時まで給電
こちらが実際のバッテリーグラフです。
バッテリー消費は、概ね1時間あたり、7から8%前後、
本体温度は充電中で最高40℃あたり、使用中だと35℃を下回るレベルです。
充電については、100%充電になってしまっているので、もう少し調整の余地がありそうです。
ライト(タイマー2台目)
ライトの電源供給タイマー設定は1パターン
- 6時から18時まで給電
のみです。
AlfredCameraの映像
アプリの使い方はネット上に詳しく解説してあります。
- アルフレッドカメラの使い方!録画方法やPCからの監視、プレミアムとの違いについて:Android GATE
複数人で使う場合は、Googleアカウントでの登録ではなく、メールアドレスでの登録をおすすめします。
登録したメールアドレスでAlfred Cameraへアクセスすれば、複数人で使用することができます。(同時利用は無理っぽい)
デスクトップ・ブラウザからカメラへアクセス
仕方のないことですが、無料版は有料版へアップグレードするよう促しがあります。
また、カメラが起動していない場合はアクセスできないことがあります。
あと、撮影した動画をmp4形式としてダウンロードすることもできます。
Androidアプリからカメラへアクセス
ブラウザ版と違って、Android版はアクセスも早いし、気軽に見ることができていいです。
感想
- 無料で使えるので、機能を求めなければ十分かも。
有料版にアップグレードすれば、HD画質やカメラのズーム機能がアンロックされます。一ヶ月単位で申し込めるので、試してみる価値はあるかと思います。 - 使っていないスマホがあれば、楽しく遊べると思います。
仕事に疲れた時、ちょっとした合間でペットを見られると、心が落ち着きますね。
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