ThinkPad X1 Nano Gen1にUbuntu23.04をインストール

LinuxWindows

ただの備忘録です。

Ubuntu 23.04

コードネームは「Lunar Lobster」、月のロブスター、でしょうかね。

今回は新しいSSDを購入したのでWindows11とのデュアルブートとしてインストールしました。
新しいインストーラーを採用しているようですが、ああそうなんだ、と思うくらいでOSのインストールは簡単に終わってしまいました。

Ubuntu23.04の問題点

ThinkPad X1 Nano Gen1 固有の問題(ハードウェア)

ThinkPad X1 Nano Gen1も発売から2年が経過し、Linuxのインストール対象マシンとしてはいい感じに古びてきました。

Ubuntu23.04をインストールして、使っていますが、特に問題は生じていないと思います。
サウンド、タッチパッド、トラックポイント、Wi-fi、Bluetoothなど、問題く使用できています。

サスペンドは相変わらず、デフォルト状態だと機能していません。

Ubuntu23.04固有の問題

こちらのサイトで詳しく検証しています。

Mozcの問題やGoogleアカウント登録の問題などあるようですが、個人的には支障なしです。

2Kディスプレイへの対応

ThinkPad X1 Nano Gen1に搭載された2Kディスプレイをデフォルトのままで使用すると小さくて見えないし、スケーリングを変更すると画面がぼやけてしまい、視認性がとても悪くなってしまいます。
それを我慢して使用していたのですが、ふと面白い記事がありました。

アクセシビリティの設定でフォントを大きくする、という発想はなかったです。

フォントの大きさを変更

あとこれだけでだと若干、文字が小さいのでTweakを使って文字の倍率を変更してみます。

$ sudo apt install gnome-tweaks

Tweaksを起動してフォントの項目から倍率を変更できます。

「倍率」でお好みのフォントサイズに。

これでかなり快適になりました。

Windows11とのデュアルブート

Windows11がインストールされたSSDに別パーティションを作成し、Ubuntu23.04をインストールしました。

Gpartedの画面

Windows Update後の不具合

Windows Update後にUbuntuのGrubが読み込まれず、Windowsが起動してしまう、という事態が発生しました。

原因は、UEFIのブート順が

  1. Windows Boot Manager
  2. Ubuntu

という並びに変更されていました。
変更した記憶もないのですが、この順序を変えるだけで無事、Grubが起動し、OSを選択できました。

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