数年ぶりに小さなパソコンを買ってみました。
AOOSTARってなんだ
まずこのブランドがよく分からないので、会社のホームページを見てみます。
- AOOSTAR:公式
なぜ小さなPCを販売しているかについての言及はありませんでしたが、
- 2013年、北京にて設立
- AMD/Intel チップベースの製品および GPU チップベースの製品テクノロジーの開発、研究開発、生産を専門としている。
- 多数のコンピュータおよびグラフィックス カード ソリューションを独自に完成させている
と言ったあたりを読んでいると、小回りの効く製品を作ることができるので、ミニPCなんていうニッチな分野にも切り込めるのでしょう。
日本ではあまり見られない、ちょっとカオスな感じが興味をそそります。
AOOSTAR T-box Intel N100のスペックとか
AOOSTARの公式サイトとAmazonに掲載されたスペックがまず、違うという事態が発生しており(笑)、これぞChinaらしさというところを感じます。
今回、このPCを買ってみた理由の一つが、IntelのN100プロセッサーを試したい、ということでしたので、それさえあっていればいいくらいな気持ちでポチりました。
Amazonで2万円しないくらいで購入できました。
まずは外観。
開封動画は本家Amazon.comにありましたのでリンクを貼っておきます。
アフィリエイトとか何にもないので、興味があればどーぞ。
高さはこんな感じ。公式は45mm。
最初の感想は、「アルミ削り出しの筐体じゃないのかい!」と思いました。
2万円じゃ塗装だけで高級感を出すのが精一杯か。
まぁ、なんというのでしょうか。
この無駄なインターフェースは一体誰得なのですか?
だったら、USB Type-Cの一つくらい載っけてほしかったですよ。
開腹の儀
プラス精密ドライバーとできれば、ケースオープナーがあれば、開けやすいと思います。
底面からバックパネルにかけてのカバーなんですけど、ネジを外してもツメが意外と固く、ケースオープナーがあればツメも壊すことなく開腹できると思ます。
底面カバーを外すと、さらにもう一つカバーが出てきます。
底面にCPUファンがあるのは目立たないしいいですよね。
CPUファンです。CPUも見たかったのですが、これ以上外すと危なそうだったのでやめました。
シルバーのガワを外そうとすると、ガワの上面に貼り付けられたWifiのアンテナとマザーへの時刻用バッテリーが断線しそうなので結構、危険でした。
M.2 SSD。
Windows11Proがインストールされているのですが、今回はChromeOS Flexをインストールするので、手元に余っているSSDと交換します。
搭載されているのは2242サイズ、片面実装のNVMEのSSDでした。
いらないので取り外し。
以前使っていた、これまたChinaなKingSpecのSSD。
これも片面実装です。
ワイヤレスカード。
REALTECのRTL8821CEでした。
こんな感じで、SSDの換装までやりました。
ChromeOS Flexをインストール
別マシンで作ったChromeOS Flexのインストール用USBを挿してインストール開始です。
MiniPCもぶっ刺すものがあれば当然大きくなってしまいますね。
Octane2.0でベンチマーク
シングルコア:49,758
マルチコア:253,249
Xperia 5 IVやGalaxy S23 Ultraくらいあれば、Androidが使えるChromeOSをインストールしてもいいなぁ、と妄想が広がります。
AOOSTAR T-box上でWindows11も問題なく動きますが、
個人的にはこのスペックであれば、ChromeOSの方が快適だと思いました。
コメント