久しぶりのNUCです。
小さなパソコンが欲しくなった(2016)
誰も望まない、小さなパソコンが欲しくなった企画です。
なぜか無性にコンパクトなPCが欲しくなった衝動買いです。
今あるデスクトップと置き換える。
今ある自作デスクトップPCのスペック
- CPU:Intel Core™ i7-4770S、TDP65W、3.1GHz-3.8GHz
- Memory:DDR3-1333 4GBx2 8GB
- SSD:Plextor PX-256M6G-2280(SATA3.0接続)
- M/B:ASUS H97I-PLUS
- PCケース:ANTEC ISK-110 VESA
出来るだけスペックダウンはしたくないなぁと思っていました。
IntelのNUCでCore i7マシン「NUC6i7KYK」がありますが、999USDなんて高くて払えません。ダサいし。ぼそっ。
仕方ないので、Core i5なNUC、「NUC6i5SYH」を買ってみました。
スペック
初めて、メモリーを16GBにしてみました。
どれだけの効果があるかわかりませんが、今まで8GBメモリーで、VirtualBox+Windows10を稼働させているとちょっと物足りなかったので。
- CPU:Intel Core i5-6260U
- メモリー:DDR4 16GB(8GB×2)
- SSD:Plextor PX-256M6G-2280(SATA3.0接続)
デスクトップ版Core i7の環境に慣れてしまっていたので、スペック的にはちょっと不安でした。
組み立て
ベアボーンなので、すごく簡単です。
メモリーとストレージをぶっ刺すだけ。
メモリーはDDR4 8GB×2本の16GB。
Crucialの「CT2K8G4SFD8213」です。
M.2 SSDとHDDは前にデスクトップで使っていたものを流用しました。
どっかの動画サイトで、15分で組み立てたとか言っていましたが、だいたいそんなもんで出来上がり。
- 鉄板の小型ベアボーンPC、Iris搭載NUCを15分で早組みしてみよう:ASCII.jp
起動して、BIOS上で取り付けたパーツが認識しているか確認。
BIOSをアップグレードしようとしたら、2016/4/9版 ver35.86Aで、最新のものが適用されていました。
CPUの温度が60度くらいまで上がってます。
ベンチマークとかやったら、もっとすごくなりそう。
core i7ではもっと危険な温度まで上昇するのでしょう。
どうでもいいですが、BIOSでスクリーンショットも撮れるんですねぇ。
Xubuntu 16.04のインストール
インストール自体はすごく簡単。
特に問題はありませんでした。
有線LANでインターネット接続していたのにもかかわらず、インストール中にアップデートファイルをダウンロードしてくれなかったようなので、OSのインストール後にアップデートをインストール。
基本的にNUCはノートPCと同じような扱いだと考えていましたので、DELL XPS 13にXubuntuをインストールした時のような不具合が出るものだと踏んでいました。
DNSエラーやサスペンド後にマウスカーソルが消える問題などは、そのまま再現されてしまいました。
ベンチマーク
あんまりベンチマークに興味はないのですが、クロスプラットフォームな「Geekbench」を使ってみました。
ケチって32bit版です。
ちなみにDELL XPS 13 9350でも、Geekbenchを実行してみました。
スペックはこんな感じ。
- 第6世代インテル Core i7-6500U
- 8GB LPDDR3 1866MHz
- 512GB SATA接続
スペック上の大きな違いは
- メモリー
XPS13 9350 = DDR3L
NUC6i5 = DDR4 - CPU
XPS13 9350 = Intel Core i7-6500U @ 3.10 GHz 1 processor, 2 cores, 4 threads
NUC6i5 = Intel Core i5-6260U @ 2.90 GHz 1 processor, 2 cores, 4 threads
といったところなんですが、同じようなベンチマーク結果になりましたね。
以前のHaswellなCPUパソコンではこんな感じ。
旧世代デスクトップPCのスペックに、2世代後のノートPCのスペックがかなわないとは驚きです。
使用してみた感想
- 正直、日常的に使うことでは体感速度的な不満はありません。
- VirtualBoxでWindows10を稼働させると遅さを感じます。
core i7-6500UなXPS13だとそれほど遅さを感じないので、やはりcore i5-6260Uの限界でしょうか。 - 小さくて買って良かったと思います。
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