東京九州フェリー「はまゆう」に乗船する機会がありましたので「フェリーWi-Fi」を試してみました。
東京九州フェリー「はまゆう」とは
東京九州フェリー「はまゆう」は、2021年7月に就航した比較的新しいフェリーです。東京の横須賀港と福岡の新門司港の間を、1日1往復、片道約21時間で結んでいます。(by Gemini)
「フェリーWi-Fi」とは
ざっくり要約するとこういう感じです。
- 概要:
KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供するStarlinkを活用した高速インターネット通信サービス「フェリーWi-Fi」を、東京九州フェリーの「はまゆう」(「それいゆ」「すずらん」は対象外)で期間限定で提供開始。 - 対象船舶と場所: 東京九州フェリー「はまゆう」のエントランスホール、レストランなどの一部パブリックスペース。
- 提供期間:
2025年1月22日~3月31日まで。 - 料金: au利用者は無料、その他は24時間1,500円。
「はまゆう」だけの提供になりますので、試したい方は運行予定を確認して乗船してみてください
この航路のインターネット事情
東京と九州を結ぶ航路には、この2点を行き来する東京九州フェリーと、徳島を経由するオーシャン東九フェリーの2つがあります。
この航路のインターネット事情としては、陸地が見える限り、インターネット回線の速度はともかくとして、docomo、au、Softbankなどの各キャリア回線には接続することができます。
伊豆半島と和歌山県潮岬の間を最短距離で航行するので、陸地から離れてしまいキャリア回線に接続することは難しいと思います。
さっそく試す
説明書などは船内にありました
4F中央デッキに案内とマニュアルが設置されていました。
手続きはマニュアルどおり、だけど。。。
ここで決済がうまくいかない。決済時に何らかの2段階認証があるとうまくいかないように思えました。
認証が甘めなカードに切り替えたところ、無事に決済が完了しました。
証明書のインストールが求められましたので、インストールして無事終了。
使い勝手
Wifiの範囲はこの黄色の部分ですが、実際はもう少し広い範囲でしようできました。
私は6階の602号室の部屋を取りましたが、それとなく接続ができました。まぁまぁ途切れますが。
感想など
- auユーザは無料で使えるので良いかも。ただし、まだトライアル期間なので今後がどうなるかわからない。
- 安定したインターネット環境がないために、船内の決済手段が限られている。逆に言えば、StarLinkの安定した接続が確立できれば、コード決済など幅広いキャッシュレス決済が可能になるかも。
- 船に乗ってまでネット環境が必要かどうかは分かりませんが、ネット環境に依存した社会では必須のインフラだと思います。だからこそ、フェリーをはじめとする船舶業界ではこのようなサービスがとても貴重に思えました。
コメント
しばらく旅日記がないなと思っていたら、九州行ってるね。フェリー乗ってるね。
GWはどこか行く予定は?こちらは富山へ。。
お疲れさまです。
家族の事情で福岡には2カ月連続で行ってます。
半分旅行気分です。
移動手段として新幹線も飛行機も飽きたのでなかなか取れなかったフェリー旅を楽しんできました!