[OnePlus 3T]OxygenOS4.0.1/android7.0へアップグレード。

Android OS

いろいろあって、大変でした。

アプグレードの手順

手順としては、

  • root化してる場合
    1. TWRPのadb sideload
  • 通常の状態
    1. Stock Recoveryのadb sideload
    2. ローカルファイルを指定してアップグレード
    3. OTAが降ってくるのを待つ。

という方法があるみたいです。

当然、bootloaderをアンロックして、root化もしているので、TWRP経由でのアップグレードが可能です。

これでアップグレードができます。

いろいろ問題が・・・。

TWRP3.0.3のバグ?

OOS(OxygenOS)3.5.6/android6.0.1の時は何もなかったのですが、
OOS4.0にアップグレードしたら、TWRPが/data領域の暗号化解除に対応できていないようです。

具体的にはパスワードを入力しても、暗号解除に失敗します。

TWRP3.0.3-1 beta1が公開されていた

XDAに「twrp-3.0.3-1-beta1-oneplus3t.img」が公開されていて、こちらを使えば、先ほどの暗号化解除問題に対応できるようです。

dm-verity問題

あまり気にしなくて良かったかもしれませんが、bootloaderが

  • dm-verity is not starting in enforcing mode and may not work properly.

と言ってくるのが消えなくなりました。

対応

OnePlusのフォーラムにはいろいろ書いてありましたが、最終的な解決法は「工場出荷時の状態に戻す」ことのようです。

自分の場合は次の手順でdm-verityのエラーは出なくなりました。

  1. Stock Recoveryを焼く
  2. bootloaderをリロック
  3. OOS4.0へダウングレード

実際にやってみる。

現状は

  • OxygenOS4.0.1
  • Stock Kernel
  • TWRP3.0.3-1 beta1
  • root取得済み
  • bootlaoder unlock済み

という状態です。

Stock Recoveryを焼く

前述の

からNougat向けStock Recoveryをダウンロードして焼きます。

$ sudo fastboot flash recovery recovery_3T_N.img 
[sudo] boolee のパスワード: 
target reported max download size of 440401920 bytes
sending 'recovery' (22605 KB)...
OKAY [ 0.613s]
writing 'recovery'...
OKAY [ 0.186s]
finished. total time: 0.799s

bootloaderをリロック

fastbootモードから作業します。

$ sudo fastboot oem lock
...
OKAY [ 0.047s]
finished. total time: 0.048s

ここでデータが消去されます。
しかも、ロゴが一瞬表示されては消えるという、ちょっと焦る感じになります。

ここは「ボリュームダウン+電源ボタン」を押して強制的にブートメニューを出すことができます。

fastbootモードへ行きます。

OOS4.0へダウングレード

Stock Recoveryから、adb sideloadでStock ROMをインストールします。

$ adb sideload OnePlus3TOxygen_28_OTA_035_all_1612310259_2dc0c.zip 
Total xfer: 2.00x

ちなみに、OOS4.0.1からOOS3.5.4へのダウングレードは、この方法ではできませんでした。

TWRPのadb sideloadであるなら可能でした。

再度、bootloaderをアンロック

OEMアンロックを有効にして、bootloaderをアンロックする。
高度な電源を有効にして、bootlaoderへ移行。

$ sudo fastbot oem unlock

この時点でdm-verity云々は表示されなりました。

TWRP 3.0.3-1 beta1を焼く。

あとは、いつもどおりTWRPを焼いたり、rootedになったりします。

$ sudo fastboot flash recovery twrp-3.0.3-1-beta1-oneplus3t.img

OOS4.0.1/android7.0のバグ

致命的なバグが。

メニューキーの挙動がおかしい。

通常、デフォルトの状態ではOnePlus 3Tのディスプレイではなく、ハードウェア上に「back」と「Recent」が割り当てられています。

もちろん、設定でこれらを逆にすることもできます。
また、このハードウェアキーではなくて、従来のナビゲーションバーを表示させることもできます。

ここで問題になるのが「メニューキー」。
よく「3ドットメニュー」なんて、XDAに書かれていますが、UIの古いアプリなんかではまだまだ使われています。

んで、これをハードウェアキー上でメニューを表示させるにはどうしたらいいの?
ということになりますが、これも設定で「backまたはrecentの長押しまたはダブルタップ」でメニューキーを割り当てることができます。
よく出来ていると思いますね。

ところがです。
このキーを割り当てても3ドットメニューは、アプリによって表示されたりされなかったりします。

また、スクリーン上でナビゲーションバーを表示させれば、アプリによってはメニューキーがナビゲーションバー上に表示されます。

ただし、ナビゲーションバーを有効にすると今度は愛用の「LMT Launcher」で割り当てたメニューキーが機能しません。。。。

OOS3.5.4/android6.0.1の時はきちんと表示できていたのに・・・。
LMT Launcherがもはや必要不可欠な状態なので、これだけは譲れません。

結論

  • OOS4.0.1/android7.0が公開されたけど、十分な状態ではない。
  • カスタムROMがいっぱい出ているんだから、そっちを使えば?

ということで、久しぶりにカスタムROMにしようかな。

 

 

 

 

booleeをフォローする
BOOLEE STREET.net

コメント