クイックカメラ起動に対応したということなので早速試してみました。
最近のメイン端末は、Xperia Z3 Compactなので兄貴分のZ3は放置したままでした。
ところがRSSで最新記事を徘徊していたところ、こんな記事が。
「XperiaのカメラボタンがCyanogenMod 12.1で利用可能に」
Xperiaのシャッターボタンのハードキーは思いの外便利で、サッと取り出してサッと写真を撮るのにはすごく便利。
旅先では気になる看板、風景があったらすぐにXperiaで写真を撮っています。
この機能のためだけにXperiaを使っていると言っても過言ではありません。
環境
当然、
- bootloaderはアンロック済み
- fastbootコマンドが使えること。
が必要です。
必要なファイル
systemファイル群とGoogleアプリ群のGappsが必要です。
まずはsystemファイル本体
- CyanogenMod Download -Z3
ここから「cm-12.1-20150710-NIGHTLY-z3.zip」をダウンロードしました。
次にGappsです。
この画像のリンク先から「vendor_google-arm.zip」をダウンロードしてもインストールできませんでした。
なので、ページ最下部のExternal Linksのリンク先から拾うことになります。
今回は一番下、「Gapps for cm-12.1」のリンク先からこのページへ行きました。
[arm]-[gapps-5.1-2015-07-03-13-41.zip]-[view the full file.]とリンクをたどれば、「gapps-5.1-2015-07-03-13-41.zip」をダウンロー出来ました。
2つのファイルともにSDカードなり内部ストレージなりに突っ込んで終わり。
バックアップ
TitaniumBackupやTWRPなどのnandバックアップを取っておきましょう・・・。
忘れると痛い目に必ず遭います。
CM12.1とGappsのインストール
ダウンロードした「cm-12.1-20150710-NIGHTLY-z3.zip」の中から、「boot.img」を取り出して焼きます。
fastbootモードに入り、呪文を唱えます。
$ fastboot flash boot boot.img
sending ‘boot’ (12434 KB)…
OKAY [ 0.392s]
writing ‘boot’…
OKAY [ 0.840s]
finished. total time: 1.232s
端末を起動してCyanogenmod Recoveryへ突入です。
「wipe data/factory reset」を実行して、data領域を削除します。
あとは「Apply Update」から「cm-12.1-20150710-NIGHTLY-z3.zip」と「gapps-5.1-2015-07-03-13-41.zip」をインストールして終わりです。
起動してみて
無駄なアプリが一切ないので、気分爽快です。
カメラのクイック起動は?
デフォルトの状態だと有効になっていないので、設定する必要があります。
[設定]-[ボタン]へと進みます。
そこに「Camera button」の項目がありました。
「端末をスリープ解除」のトグルをオンにする。
「Launch camera」のトグルをオンにする。
この2つでスリープ状態から一気にカメラを起動させることができます。
起動する感じとしてはXperiaのオリジナルROMの場合、ダイレクトにカメラが起動する感じですが、
CM12.1のクイック起動は一度、スリープを解除してからカメラを起動させる感じです。
起動自体は早いのですが、半押しフォーカスが効かないので、カメラボタンの意味が薄れてしまいます。
半押しフォーカスが効かないと写真を撮るまでの時間がかかってしまうので、メインの端末にはインストールできませんね・・・。
あとXperia Z3 CompactでもCM12.1をインストールして試してみましたが、クイック起動は設定できました。
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