話題のFREETEL SIMを購入してみました。
「使った分だけ」、支払えばいい。
その言葉は、今までのモバイル通信においては「従量制」という意味を持っていたので、良い意味として使われて来ませんでしたが、今回ばかりはちょっと違うようです。
もともと日本のSIMの支払い体系には疑問を持っていました。
なぜ、使いもしないデータ通信量を事前に購入しなければならないのか、ということです。
今回はこちらの記事を読んでみて、ちょっと買ってみようかなと思い、購入しました。
申し込みから届くまで。
注文は7月20日の夜。
こういうことはだいたい酔っ払った時にやるのが理性もなくなるので、決断が早いものです。
申し込んだのは「パープル」の音声通話機能付きプランです。
本人確認は免許証をデジカメ等で撮ってアップロードするだけ。
到着
本当なら7月22日には到着しているはずでしたが、仕事の都合で受け取ることができず、23日、クロネコヤマトの営業所受け取りに変更。
人気の出そうなSIMだと思ったので1週間程度かかるかと思いましたが、あっという間に到着しました。
さっそく速度計測。
比較環境はこんな感じです。
- 使ったマシン
Xperia Z3 D6653 - 比較したSIM
FREETEL SIM、DMM.mobile、IIJmio - 計測時刻
14時50分ころ - 計測場所
東京23区東部地域 - 測定アプリ
RBB TODAY SPEED TEST
です。
まずはFREETEL SIMから
APNの設定をしていないので、さっそく設定。
説明書が味気なく書いてあるのがまたいいですね。
測定開始。
んん、思ったより良いですね。
ping:40ms
ダウンロード:11.37Mbps
アップロード:4.55Mbps
次にDMM.mobile
SMSオプションを付けた、データ専用SIMです。
ping:34ms
ダウンロード:12.04Mbps
アップロード:3.54Mbps
最後にIIJmioです。
IIJmioはビックカメラで購入したもので、通話SIMとなっています。
ping:31ms
ダウンロード:10.08Mbps
アップロード:2.78Mbps
比較まとめ
測定したSIMカードを表にまとめてみました。
ping | ダウンロード | アップロード | |
FREETEL SIM | 40ms | 11.37Mbps | 4.55Mbps |
DMM.mobile | 34ms | 12.04Mbps | 3.54Mbps |
IIJmio | 31ms | 10.08Mbps | 2.78Mbps |
参考:Softbank | 30ms | 22.03Mbps | 4.99Mbps |
これだけ見るとあまり比較になりませんね。
一番混みあうと思われる昼間の時間帯に実験しなければ意味がなさそうです。
結局、どう?
事前にネットで調べた限り、freetelの印象って悪いものでした。
それに寄らば大樹の陰ではないですが、大手通信会社の方が力もあるはずだと思っていました。
しかし、今回のファーストインプレッションは良かったですね。
自分の通信量・使い方を把握する
過去1ヶ月のIIJmioの通信量を見てみました。
合計してみると、754MB。1GBも使っていません。
というのも、ほぼ無料で使っている「Softbankのポケットwifi 303ZT」でネットに接続してしまうことが多いので、docomo回線を使うときはほとんど地方へ行った時くらいなのです。
適正価格診断
FREETELの「かんたん適正価格診断」のページで比較してみました。
すると400円ほど安くなりそうです。
さらにDMM.mobileでも価格診断を実施。
こちらの7月のデータ使用量は10MBなのでお話になりませんが。
191円ほど得になります。
もう少し、負荷テストなどしてみたいところです。
今月いっぱい使ってみて、不満がなければIIJmioの通話SIMは解約しようと思います。
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