ソフトバンクの3Gネットワークを使用する上で避けて通れないNokia携帯の再起動問題。
日本の関東圏のしかも都市部でしか起きません。
再起動の起きない端末を求めて、E75を購入しました。
N82の修理完了
E75を購入する前に、N82をSoftbankショップへ持ち込み修理を依頼しておりました。
店舗に持ち込んだら店員が「どこで故障のことを知ったのですか?」と聞いてきました。
数分おきに再起動するという不具合を未だに告知しないんです。
サポートにメールをしても、相変わらず「無線LANとの相性の問題です」と答えてきます。無線LANなんていつもOFFにしているのに。
しかも、「液晶カバーがゆるんでいるから、修理します」と頼んでもいないのに行ってくる始末。
修理代15000円を勝手に請求されたら堪りません。液晶カバーくらい予備のを香港からすでに2500円で輸入しているっつーのに。
修理が完了したN82はともかく、メインにしているE71は再起動は当然止まりません。
とある1時間の再起動のログを取ってみました。
PowerbootとpyBootLogというソフトを使って、再起動するたびに記録を残してくれます。
2009-05-27 23:06:57 Restart
2009-05-27 23:09:13 Restart
2009-05-27 23:10:32 Restart
2009-05-27 23:11:36 Restart
2009-05-27 23:13:22 Restart
2009-05-27 23:14:08 Restart
2009-05-27 23:16:10 Restart
2009-05-27 23:18:22 Restart
2009-05-27 23:19:30 Restart
2009-05-27 23:28:16 Restart
2009-05-27 23:29:14 Restart
2009-05-27 23:31:51 Restart
2009-05-27 23:33:07 Restart
2009-05-27 23:41:37 Restart
2009-05-27 23:52:09 Restart
2009-05-27 23:54:37 Restart
2009-05-27 23:56:27 Restart
2009-05-27 23:58:22 Restart
1時間に18回。これでも相性でしょうかね。使いものになりません。
もう耐えられないので、E75をついつい発注してしまいました。
発注
購入はいつもの1shopmobile.comで購入。だいたい日本時間の午前中に注文すれば、その日の夜には発送してくれます。また、決済についてはクレジットカードよりもGoogle Checkoutを利用した方がスマートかもしれません。日本のクレジットカードで決済すると、そのカードが初めての場合は認証に所定の手続き(クレジットカードの番号を送付など)が必要となり、2〜3日余計に時間を食ってしまうからです。
ということで、27日の午前中に発注した携帯電話は29日の午後には受け取ることができました。
プロダクトコードによると、「0572951: RM-412 African-Latin Black/Silver」とのことでした。
1shopmobileはネット上ではUSAの会社のようですが、発送する会社は香港にあります。いままでの経験だとだいたい中文キーパッドが来たので、今回も中文キーパッドかと思いきや英文キーパッドが来たのは拍子抜けでした。
液晶保護フィルムもまだ出回っていないので、フリーサイズのものを買ってきて液晶画面の形に合わせて切り取りました。
最初に行ったこと
開発者証明の取得
開封したらさっそくIMEI番号をそれなりの怪しいサイト(ポップアップの嵐ですのでクリックしない方がいいと思います。)で登録し、証明書の発行を依頼しておきました。
この証明書が発行されるには数日かかりそうなので、気長に待ちます。と思ったら翌日には発行されていました。
日本語を表示させる
+J for S60 ver1.10はSymbian S60 FP2に対応し切れておらず、フォントをインストールしても豆腐の嵐です。
そこでFontorouterLTを使ってそれを解消します。
FontrouterLTをSymbian SignedからOpen Signedを付与してもらえばインストールできます。
1年前くらいに申請した時、数時間くらい待たされたような気がしますがあっという間に終わってしまいました。
日本語入力の環境
次に日本語を入力できるようにしなければなりませんが、日本語を入力可能にするソフトの一つで管理工学研究所の「+J FOR S60」をインストールしなければならないのですが、現在はベータテスト中でまだ一般公開されていません。
とりあえず旧版をインストールしてテンキーでの日本語入力を可能にしておくことと、標準ブラウザでShift-JISなど日本独自の文字コードをエンコードする際に必要となるプラグインをインストールしておきます。
QWERTYキーボードの日本語入力は「KKJConv」を使用すれば日本語可能だとの情報が入っていますので、それをインストールします。
とりあえずインストールしたアプリ
- FreeSigner
未署名のアプリケーションに対して、セルフサインなどを端末上で行えるようにするアプリ。 - FontRouter.LT.Build20071109.sis
フォントの変更には欠かせないアプリ。
- Y-Browser
ファイラー。 - DEdit
shift-jisは扱えないけど、あると便利なエディタ。
- +J for S60
- KKJConv
- JbakTaskman(一部コマンドが動作せず)
Rebootが使えなかった。 - UASelector (自分でコンパイルしたもの)
なんどかバージョンアップされているUASelectorですが今回はUASlector_modをさらに自分でpythonスクリプトをmodifyして使用しています。 - iPhonesque (自分でコンパイルしたもの)
iphonesquも上記と同様、なんどかバージョンアップされていて、mod版が出ているのですがそのソースファイルを入手、これまた自分で修正して使用しています。
これを使うには開発者証明が必要で、OpenSignedでは使用できません。 - Python S60 ver1.4.5
ver1.9が出ていますが、UASelectorが動かず。
- Handy Alarm
目覚まし時計。
- PowerBoot
- pyBootlog
- GoogleMap
User-AgentをN95相当にして、http://www.google.co.jp/gmmに携帯からアクセスします。
E75のUser-Agentだとダウンロードできませんでした。 - Gmail
GoogleMapと同様にUser-Agentを変え、http://gmail.com/appに携帯からアクセス。
雑感
ネット上でも購入した方々のレビューがありますので、それをお読みになればだいたい分かると思います。
「賛否両論」、がいい結論だと思います。
E71の品質を求めたらE75はそれには及びませんが、それなりにいい端末かと思います。
再起動に悩まされているE71ユーザには、購入する価値あり、というところでしょうか。
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