先日御嶽山に行ってきましたが、ゴールデンウィーク後半は塩見岳へ。
■2006年5月3日(水)一泊二日(2名)
■アクセス
自宅(4:15)→首都高→中央道→松川IC(8:50)→県道59号線→県道22号線
(松川大鹿線)→国道152号線→鳥倉林道→鳥倉駐車場(10:15)
復路:往路の逆
■1日目 概要 2006年5月3日(水)
鳥倉駐車場10:35?鳥倉登山口11:20?豊口のコル12:50?三伏峠避難小屋16:50
■二日目 行動概要 2006年5月4日(木)
三伏峠避難小屋5:10?本谷山6:25?権右衛門山7:30?塩見小屋8:20?塩見岳西峰
10:05?塩見岳東峰10:10-10:35?塩見小屋11:35?本谷山13:50?三伏峠避難小屋
15:20-15:35?豊口のコル17:30-17:40?鳥倉登山口18:40?鳥倉駐車場19:30
■感想など
・水場で水が取れない、雪は腐って使えない、という予想を立てたので水を3リットル担ぎ、
さらにビールを700ml、行動用ドリンク1リットルを担ぎました。
今回は一泊二日でしたが、予定では2泊の予定ですので仕方ない水の量でしょうか。
・ルートの判別がイマイチでしたので、やっぱり1/25,000地図を持って行かないとマズイかなぁ。(おい)
・ゴールデンウィークなのにほとんど人がいない。やっぱり南アルプスは最高です。
5月3日。
ゴールデンウィーク渋滞を避けるため、3時半起床のはずが、4時になり出発も遅れました。
案の定、渋滞は始まっており八王子あたりから相模湖あたりまで渋滞。1時間のロス。
その後は、登山口まで一気に向かいます。
登山口到着は、10時15分。
駐車場にはすでに5,6台の車両が止まっていましたが、ゴールデンウィークであることを考えると、
非常に少ないですね。
ゲートには、クマが出ているとの情報が。
ポケットには車から持ってきた発煙筒をを入れておきました。(クマ避け鈴は効果がないそうですよ)
鳥倉登山口までは舗装道路が続いていますが、落石の危険大です。
鳥倉登山口11時20分
豊口山間のコルまでは、積雪もさほどなく登靴のみで行きました。
ルートも赤テープでしっかりと付けられているので安心です。
豊口山間のコル12時50分
ここからは本来なら尾根道のようですが左に巻いていきます。
ここにルートを最初に付けた人は大変だったろうな、と思いつつトレースをたどります。
ここでいくつかルンゼを通り過ぎていくのですが、気づいたときには三伏峠への分岐を通り過ぎており、
なんと塩川小屋の方へ向かっていました。
途中、栃木から来たおじさんと話し合った末、それでも間違ってしまいここで1時間のロス。
誰かが三伏峠から塩川小屋方面へ下りに使った尾根道を登ります。傾斜がきつかった・・・。
三伏峠16時50分。
すぐにテント張って、食事の準備。
ビールと魚肉ソーセージで乾杯。
ビールを持ってきた甲斐がありました。
魚肉ソーセージ、麻婆春雨、レタスのサラダを美味しく頂き、私は20時に就寝です。
二日目
二日目、4時起床。5時過ぎ出発。
朝陽が塩見岳の横から出てきました。
見とれていたら間違えて烏帽子岳の方へ進んでしまい、時間ロス。
(GPSの画像でも分かると思いますが。)
稜線に出ると、中央アルプス、05年9月に登った聖岳が見えました。(他にも見えましたが)
晴天が約束された登山は楽しいです。
本谷山6時25分。
塩見岳は遠い・・・。
このまま尾根道のアップダウンを繰り返し、樹林帯を抜けます。
本谷山まで来て、テントを張る人も結構多いみたいです。
夏道ですと権右衛門山は巻いていくようですが、トレースもついておらず権右衛門山を目指します。
権右衛門山から塩見小屋まではまた下って登ってを繰り返します。
小屋はまだ埋まっているようで、小屋の人が掘り出していました。
塩見小屋から天狗岩まではトラバースに注意しつつ、一歩一歩進みます。
天狗岩へ向かう途中、なんと雷鳥が!
人を怖がることなく、「ゲーコ、ゲーコ」とその容姿にあわない、可愛くない鳴き声が。
そして頂上直下の天狗岩。夏ルートですと、
どうも雪がしっかりしておらずアイゼンもかまず、歩きづらい。
塩見岳西峰10時05分
塩見岳東峰10時10分
懸念していた雪庇もそれほど張り出しておりませんでした。
ここでも、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳、富士山などが一望!晴天に感謝です。
下山開始は10時35分。
三点支持をしっかりと、浮き石をつかまず、踏まないように、天狗岩あたりを降りていきます。
塩見小屋11時35分
小屋の掘り出しは、なかなか大変そうです。
もはや感動もなし、時間もなし。あるのは疲れだけ。本谷山はそそくさとスルー。
この時間で下山をするか、もう一泊するかを悩みましたが、帰ることを決断。
日が落ちるまでには何とか豊口山間のコルまで行きたいと思いましたが、20キロ前後の荷物が足を重くします。
鳥倉登山口18時40分
そしてもはや体の痛みを忘れるくらいの無感覚状態で鳥倉駐車場へ。
鳥倉駐車場19時30分
普段なら下山しつつも「もう下山するのか、もっと山にいたいな」と思うのですが、
今回は早く下山して靴を脱ぎたい?!と思いました。
この時間帯になると温泉もやっておらず汚いまま家路に。
途中、恒例の小仏トンネルで20キロの渋滞、との情報があったので双葉SAで仮眠。
帰宅は2時20分となりました・・・。疲れました。
一日の行動時間としては14時間30分と最長。
20キロを超える荷物に肩はこるは、背筋は痛いはでさんざんでした。
(水場があったり、雪が使えれば飲み水に困ることはなかったのですが、
使えないと思ったので仕方なく持って行きました。)
当分、もっと楽な山に行きたいです。。
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