[Xperia X Performance F8132][Xperia X F5122]バッテリー消費量の比較
Xperia X F5122を買ってしばらく立ちましたので、いくつかのパターンでバッテリーの持ち具合を比較してみました。
コンテンツ
Softbank回線(LTE)+ウェブページ
テスト環境
- Softbank回線(LTE)
- 実験時間は1時間。
- Yahoo!のトップページを10秒間隔でリロードを繰り返す。
- 画面の照度は50%固定
- GPS、BluetoothはON。
です。
ウェブページのリロードには
を使いました。
Xperia X Performance F8132の結果
1時間で100%→85%
この数値から0%になるまでの予測時間。
- 100%÷15%/h=6.67h=6時間40分。
Xperia X F5122の結果
10秒に一度リロード。
1時間で100%→87%
この数値から0%になるまでの予測時間。
- 100%÷13%/h=7.69=7時間41分。
LTE接続の結論
Xperia X F5122 | 7時間41分 |
Xperia X F8132 | 6時間40分 |
Aterm WG2600HP+AbemaTV 3時間連続再生
テスト環境
- 画面の照度は50%固定
- Wifi、GPS、BluetoothはON。
自宅で使用しているルーターは
です。
Xperia X Performance F8132の結果
3時間で51%消費。
1時間あたりの消費を計算。
51%÷3h=17.0%/h
ここから100%から0%になるまでの時間を予測。
100%÷17.0%=5.88=5時間52分。
Xperia X F5122の結果
3時間で44%消費。
1時間あたりの消費を計算。
44%÷3h=14.7%/h
ここから100%から0%になるまでの時間を予測。
100%÷14.7%=6.80=6時間48分弱。
結論
Xperia X F5122 | 6時間48分 |
Xperia X F8132 | 5時間52分 |
Aterm WG2600HP + スリープ
基本的に寝ている間に測定。
- wifiはスリープ時も接続
- bluetooth、GPSはすべてON
という高負荷な状態にしています。
Xperia X Performanceの結果
日によって違うのですが、
だいたい6時間で15%前後消費。
15%÷6h=2.5%/h
Xperia X F5122の結果
大体6時間で3%。
3%÷6H=0.5%/h
結論
Xperia X F5122 | 1時間あたり0.5%消費 |
Xperia X F8132 | 1時間あたり2.5%消費 |
これは何か、致命的なバグがあるのでは・・・。
Antutu Benchmark連続12実行
「端末の発熱は?」
というリクエストがあったので、実行してみました。
バッテリーを100%にして、そこから1時間20分、連続12回、AntutuBenchmarkを実行しました。
Xperia X Performance F8132の結果
回数 | バッテリー残 | 温度 | antutuスコア | パフォーマンス低下率 |
実行前 | 100% | 28.2℃ | ||
1回目 | 98% | 34.2℃ | 131580 | 0% |
2回目 | 95% | 38.0℃ | 122838 | -7% |
3回目 | 92% | 39.0℃ | 115569 | -12% |
4回目 | 90% | 40.0℃ | 114849 | -13% |
5回目 | 87% | 39.5℃ | 113412 | -14% |
6回目 | 84% | 40.5℃ | 112009 | -15% |
7回目 | 81% | 40.0℃ | 111346 | -15% |
8回目 | 78% | 40.5℃ | 108675 | -17% |
9回目 | 75% | 40.0℃ | 112254 | -15% |
10回目 | 72% | 39.7℃ | 109938 | -16% |
11回目 | 69% | 39.5℃ | 113413 | -14% |
12回目 | 66% | 40.0℃ | 112539 | -14% |
Xperia X F5122の実行結果
回数 | バッテリー残 | 温度 | antutuスコア | パフォーマンス低下率 |
実行前 | 100% | 27.7℃ | ||
1回目 | 98% | 34.0℃ | 77465 | 0.0% |
2回目 | 95% | 36.7℃ | 77862 | 0.5% |
3回目 | 93% | 38.2℃ | 74581 | -3.7% |
4回目 | 90% | 38.5℃ | 74705 | -3.6% |
5回目 | 87% | 39.2℃ | 74428 | -3.9% |
6回目 | 84% | 40.2℃ | 75191 | -2.9% |
7回目 | 82% | 40.5℃ | 73216 | -5.5% |
8回目 | 79% | 41.2℃ | 72909 | -5.9% |
9回目 | 76% | 40.0℃ | 75425 | -2.6% |
10回目 | 73% | 40.2℃ | 73978 | -4.5% |
11回目 | 71% | 39.5℃ | 72704 | -6.1% |
12回目 | 68% | 39.7℃ | 72872 | -5.9% |
結論
どちらも、40℃くらいで温度上昇が止まりました。
しかしながら、Xperia X Performanceの方はもともとのスペックが高い分、40℃前後を維持するために、パフォーマンスを15%前後落としています。
バッテリーの減り具合は同じ感じですね。
Antutuベンチマークを実行していると、XPeria X Performanceは非常に滑らかだったのに対し、Xperia Xは若干カクカクといった感じが見受けられました。
自分はベンチマークに興味がないし、3Dゲームもやらないので今回の結果は、まぁこんなものだろうというくらいの認識です。
比べて思うこと
率直に箇条書き
- 思った以上の差が出ませんでした。正直、もう少しXperia X F5122の方がバッテリー持ちがいいのでは、と期待していました。
- 本体の熱は、Xperia X Performanceの放熱構造?と温度に合わせたCPUのクロックダウン?など工夫が見られました。
- Xperia X Performanceのスリープ時におけるWifi常時接続は、ハードのバグ?ソフトウェア?それともルーターのせい?結論が出ません。
- SONYはこの2機種を発売して何がしたいの?