【UMPC】KOOFORWAY「BP8(P8)」がやってきた。

ノートパソコン

「GPD MicroPC2」ではないですからね!

「GPD MicroPC2」の発表に触発される

2025年6月10日、この記事が発表されました。

7インチで、Full-HDで、CPUはN250でって、むちゃくちゃ物欲をくすぐられました。
すでに約11インチサイズの「CHUWI MiniBook X N100」を所有していましたが、中途半端な大きさと800gという微妙な重さにすっかり使うこともなく眠っていました。

GPD MicroPC2を買うぞ!と意気込んだものの、ネット上の価格予想は8万円くらい。そんなに予算ないし、ということで別のUMPCを探すことにしました。

 

その名は「KOOFORWAY「BP8(P8)」

いいですよねぇ、中国系のOEM製品って突っ走っている感じがすごく伝わります。
名前だけじゃ、なんだかわからないし、外観は全く一緒でブランド名が違う製品がたくさん出てきます。

今回購入した「BP8」ですが、そもそm「KOOFORWAY」ってなんだよ、というところから疑問でした。

KOOFORWAYは、主に8インチのコンパクトな2-in-1 UMPCを販売しています。HDタッチスクリーンを搭載し、製品によっては画面が回転、タブレットとしても利用可能です。Intel N100プロセッサ、12GBメモリ、高速なSSDストレージを搭載し、Windows 11 Proを採用。スタイラスペンに対応しているモデルもあり、ビジネスや学習、外出先での利用に適しています。小型軽量で持ち運びやすく、モバイルワークやエンターテイメントに最適です。(by Gemini)

もう少し調べているとKOOFORWAYとはブランド名のようで、製造メーカーについて調べてもらいました。

KOOFORWAY製品の製造メーカーについて調査したところ、Shenzhen Bishangshi Technology Co., Ltd. という中国の企業である可能性が高いという情報が見つかりました。
日本の通販サイトの商品ページに、製造元として「Shenzhen Bishangshi Technology Co., Ltd.」と記載されていました。
現時点ではこの情報が唯一の手がかりとなりますが、KOOFORWAYブランドの製品は、この深圳の企業によって製造されていると考えられます。(by Gemini)

OEM製品が世の中に出回っているようで、Amazonあたりで「8インチノートパソコン」と検索すると同じような製品を見つけることができます。

どれも似たり寄ったりで、価格もそれぞれ。
実機の写真がレビューされているものを買ったほうがいいですね。
販売サイトの写真は全くあてになりません。

Amazonに掲載されているブランド紹介。

どうでもいいですが、こんな8インチPCを使っている女子大学生がいたら、震えますよね笑

前置きは長いですが、5万円くらいで買ってみました。
購入先はもちろんAmazonです。

実機を買ってからわかったこと、やったことなど

マシンそのもののレビューは、こちらのサイトが詳しいですし、私も参考にしました。

CPUがN150だった

後述のSSD交換の前にそれとなくシステム情報を見てみたら、CPUにはN150が搭載されていました。AmazonにはN100って書いてあったのですが。

N150はN100に実質的なRefreshモデルということで大きな機能的向上はありません。
(CPUはほぼ同等、GPUは若干、性能が良いようです。)

Windows11はOEMライセンス

格安PCでは、販売できないVLライセンスがこっそり使われたりするようですが、問題ありませんでした。

技適マークはあった。

念のため総務省のサイトで検索してみたらちゃんと出てきた

液晶保護シートはPDA工房で。

デフォルトで保護シートは付いていましたが、剥がしてこちらの保護フィルムに貼り替えました。

 

SSDを交換

前述のもーろぐさんのサイトで、内蔵のSATA接続のSSDをNvmeのSSDに交換しているのを知っていたので、多分、できるんだろうなと思いながら交換しました。

もともと搭載されていたSSD

EAGET」とか言う聞いたこともないSSD。
これも深センのメーカーのようです。

いかにもSATAっぽいRead/Writeのベンチマーク。

開腹作業

底面側パネルはプラスドライバーがあれば開けることができます。
ネジ1本だけが隠しネジとなっているので、シールを剥がしました。

余っていたトランセンドの片面SSDです。
両面SSDが使えるかはわかりません。

無事使えました。

ちゃんと認識しています。
NVMEなので発熱が気になります。

もともと性能は良くないSSDなのでこの程度で十分です。

付属のペンは十分使えるけれど、ワコムのbamboo Inkはダメ

ただでさえ安いPCなのに、ペンまで付属していてしかも、結構まともにかけるのにはびっくり。

使う歳にペアリング?みたいなことをやるんですけど、bamboo Inkでそれをどうやっていいかわからず、何も認識しませんでした。

Linuxの動作確認

Ubuntuしか使えない自分なので、試したものは以下の通り。
あ、インストールはしていません。LiveUSBです。

  • Ubuntu 25.04
  • Pop!_OS 22.04 LTS
  • Xubuntu 24.04 LTS

どのディストリビューションも画面が回転した状態で起動します。
もともとこの手のデバイスのディスプレイは縦で使うことを前提にしたものを流用しているからだそうです。

Xbuntuは画面が回転しないのとX11なのでタッチパネルに最適化さえておらず、すぐにテストをやめました。画面の回転はXxrandrコマンドをやっていたら、回転したかもです。

ubuntu 25.04

このバージョンからインストーラーが変わったようで、シンプルな感じになりました。

ぱっと使った感じ、問題はなさそうです。

Pop!_OS 22.04 LTS

ちょっと古いかなぁと思いましたが、さすがPopOS。
画面の回転もできたし、キビキビと動くしいいですね。

画面の回転は、GUIから設定できないので呪文を唱えてください。

使ってみてのざっくりとした感想

  • ペンは意外と使えて便利。(MicroPC2にはないですからね!)
  • 8インチで解像度はHDですが問題なし(MicroPC2はFHDだけどオーバースペックですからね!)
  • ブラインドタッチはギリギリできる。(MicroPC2は親指入力が限界)
  • 画面を支えるヒンジといいますか、ギミックは意外としっかりしていました。
  • N150と交換したNVMEのおかげで排熱ファン回り続けます!

 

 

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