Xperia X10(docomo SO-01B)がやってきた。

世間はXperia ArcだのPlayだの盛り上がっていますが、いまさらXperia X10 SO-01Bです。

趣味が山登りでよく地方に行くのですが、旅館などに泊まった際、メイン回線であるソフトバンクがネットワークエリア外になることが（多々）あります。

普段はSIMロックフリーな海外端末しか使わないので、b-mobile SIMを差せばドコモの電波を拾うことができますが、ハードウェア上、プラスエリアの800MHz帯の電波を拾うことはできません。

そこでdocomo版のスマートフォンを１台持っておけば便利だな、と思うようになりました。

別に最新機種である必要はなかったですが、国内メーカーのスマートフォンではカスタムROMだのROOTだの、いじり甲斐がないので、初めから興味なし。

Sony Ericssonの「Xperia X10 mini pro」で経験したそれなりのノウハウを持っていたので、同じメーカーであるXperia X10 SO-01Bをヤフーオークションで落札。（ebayで痛い目に遭っているのに、懲りもせず安物買い。けど良い買い物をさせてもらいました。）

発売から月日が経っても人気がある端末は、情報量もかなり多く大変助かります。

まずはROOTを取らないと楽しさ10分の1。

ROOT取得にはX10Flashtoolというのがありますのでこれを利用。

• xda-developpers:[TOOL] [UPDATE 22/03/2011] Flashtool BETA version 0.2.9.1
  最新版はver.0.2.9.1ですがver.0.2.8を使用しました。
  あとUbuntu 11.04+Virtualbox-Windows7 pro環境では相変わらず使用できず、ネイティブのWindows7 Home Premium環境で利用。
• 事前にandroid-sdk、java-sdk、SEUSのドライバのインストールが必要。

導入は至って簡単で、ダウンロードしたファイルを解凍して、「X10FlashTool.exe」を念のため管理者権限で実行。
microUSBケーブルとSO-01Bを接続して、ドライバがインストールされたら「Root」ボタンを押すだけ。ただし機種の判定だけは自動で出来ないようで、その都度「X10」を選択しないとだめでした。

そのままの勢いで「xRecovery」ボタンも押してカスタムリカバリも導入。
いやー、簡単簡単。

オリジナルROMをバックアップ。リストアの実験もしてみてオッケー。

カスタムROMを導入

まぁいろいろありすぎて困るくらい。
ただSO-01Bのファームから直接、カスタムROMを導入することはベースバンドの都合上出来ないようです。
ただtodocomofarm.zipというものをインストールすれば一部のカスタムROMを導入することができます。
いろいろと試すのは面倒なので、froyoなROMのうち

1. [ROM] [21-05] Xperia TW 006 [CM6]
2. [ROM] FreeX10 | BETA 4 – MAJOR CAMERA FIX | Froyo 2.2.1 | 27/03/2011 | xRecovery

の二つを試してみました。
結果として2番目の方でしばらく常用してみたいと思います。

やり方は下記のサイトを参考に。すばらしいです。

• 【Xperia】CM6.1.3 v006をクリーンインストール(root化手順含む):
• docomoファームにCM6.1.3 V4.5.7を導入した手順記録┃あんどろいどマニア:
• CM6.1.3 v053の導入方法と常用化のための+α┃あんどろいどマニア:
• XperiaのdocomoファームでFreeX10 beta4を動かす魔法のパッチの導入記録┃あんどろいどマニア
• XPERIA ? ドコモファームでFreeX10 Beta4導入方法 – OVAL OFFICE:

ただアルファベットのフォントが非常に見づらい。
こういう形のフォントは好きになれないので、オリジナルに変更。
/system/font/ディレクトリをのぞいてみるました。

どのフォントでアルファベットを表示させているか分からないので、手持ちのMotorola Defy(CM7)と見比べてみると、

• DroidSans-Bold.ttf
• DroidSans.ttf

の2つが妙にファイルサイズが小さかったので、Defyから同じファイル名のフォントを2つ引っこ抜いて、上書き。綺麗になりました。

あとはS○Mロ○クの解除かなぁ。
必要性も少ないので今のところやるつもりはないですが。