あの痛ましい火砕流の事故から、はや18年。(1991年6月?3日)
普賢岳から見上げる平成新山は未だに噴煙を上げていました。
- 2009年9月20日(日)快晴
- 吹越トンネル(第二吹越)7:00〜稜線8:00〜国見岳8:15〜普賢岳9:05〜休憩出発9:40〜紅葉茶屋分岐9:47〜仁田峠10:00〜吹越トンネル(第二吹越)10:20
前日のうちに東京羽田から長崎空港、レンタカーを借りて雲仙温泉に到着。
連休だけあって飛行機は満席だったものの、長崎から雲仙の道のりは渋滞もほとんど無く、すいすいと進むことが出来ました。
20日の朝は6時30分に宿を出発し、いざ仁田峠へ!、、、と思いきや仁田峠へ通じる仁田峠登山道路(平成21年4月に無料化)の通行可能時間が8時からとなっていて、通れない・・・。
一緒に登る予定の山岳会の人と連絡を取りあい、吹越トンネルの出たところに登山口があるとの情報を得て、そちらに向かいました。
ガスの中の第二吹越登山口。あまり人気がないのか、駐車車両は1台だけでした。
登山口から稜線へはそこそこキツイ登りが続きます。
稜線に出ると霧も晴れ、すがすがしい空気を吸うことが出来ました。
国見岳の直下はちょっとした岩場があるものの、楽しく頂上へ。
岩場と言ってもスニーカーを素足で履いているお方も登れる程度です。(とは言え、この方は岩登りのプロですが。)
国見岳から普賢岳への道のりは一度、大きく下らなければならないもので人気のなさが伺えます。
普賢岳直下の「普賢神社」。その先は入山禁止のお知らせ看板。
お経を唱えている方がいらっしゃったので、静かに横を通り過ぎました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りしました。
そして、荒々しい平成新山が見える頂上へ。噴煙が上がっているのが、生々しく痛々しさを感じました。
頂上からは海も見えました。開聞岳へ登ったときも思いましたが、山から海が見えるというのは、とてもいいものです。
普賢岳頂上で「国見岳への道を戻るのは面倒」という話になり、「それだったら仁田峠へ下ってそこから走って駐車場まで行って、1台車を走らせて仁田峠にお出迎えして、第二吹越まで行けばいいんじゃないの?」結論に達しました。
自分もトレイルランニングをしたかったし、違うルートで帰りたいというメンバーとの意見が一致。
一人、一気に下山を開始。
8時の仁田峠登山道路が開通したこともあり、続々と家族連れの登山者が登ってきましたが、一眼カメラを片手に走り下りてくる自分を皆さん、快く避けてくださりました。
どこの山へトレイルランニングをしてもだいたい皆さん避けてくれます。怖がるというか、避けなくていけない雰囲気があろうかと思いますが。
普賢岳から仁田峠は15分強で下り、そこから駐車場までは40分弱。
のんびり下山するメンバーたちが下山する頃にちょうど車でお出迎え。
楽しかったです。
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