赤岳から硫黄岳へトレイルランニング

登山

前回行った乾徳山のトレイルランニングがまったくもって物足りず、ずっと行きたかった赤岳を走ってきました。

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赤岳を下ったあたりから横岳を。

  • 2009年8月27日(木)曇り時々晴れ
  • 美濃戸8:30 — 行者小屋9:30 — 赤岳と阿弥陀岳の分岐10:05 — 赤岳頂上10:20 — 赤岳展望荘10:35 — 地蔵の頭(地蔵尾根)10:40 — 横岳11:10 — 硫黄岳山荘11:25 — 硫黄岳11:40 — 赤岩の頭11:45 — 赤岳鉱泉12:10 — 堰堤広場12:30 — 美濃戸12:50
    行動時間4時間20分(休憩込み)
    総走行距離15.6km

朝は5時15分に起床し、顔も洗わず30分に出発。中央道の諏訪南ICで下りて美濃戸まで。
所要時間はちょうど3時間くらい。
天気予報では晴れマークが出ていたものの八ヶ岳特有の雲が出ていました。
着いてから、カメラのスイッチを入れたらなんと、SDHCカードを入れ忘れてしまい、泣く泣くデジカメの内蔵メモリで撮影することに。26枚しか撮れません。

 

スタート

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美濃戸から出発。赤岳が見えるはずですが、ガスって見えません。

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行者小屋までのルートは勾配も緩く、岩場も多くないので走りやすいほうだと思います。

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行者小屋着。小屋の人と女性が居たくらいです。
休憩時間も3分程度で済ませ、走り始めるとヘリコプターが近づいてきました。
燃料となるプロパンガスをまとめて運んだりしていたみたいです。
ヘリの会社は東邦航空。ヘリレスキューの篠原さんを思い出しました

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行者小屋から赤岳へと通じる文三郎尾根のキツイこと。走っているつもりがだんだんと足が上がらなくなり、ほとんど歩くように進みました。

分岐から頂上までは数人の登山者とお会いしましたが、走っているのを驚いている様子。
結構、赤岳あたりだとトレーニングコースとして使っている人もいるんですけど。
励ましていただいたり、道を譲ってもらったりして一気に頂上へ。

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登りはじめから1時間50分で頂上着。
予定では2時間程度と見込んでいたのでおおよそ想定通り。

事前に作成していた計画書では地蔵尾根を下る予定でしたが、どうしても縦走がしたい!という気持ち沸々と沸き上がり、硫黄岳への縦走を決定。

赤岳から硫黄岳への縦走

過去、縦走したのは

この二つだけ。まさかこのルートを走る時がくるとは思いもしませんでした。

赤岳の頂上もものの数分で立ち去り、一気に縦走路へ。
想定では、硫黄岳までは1時間、下山に1時間30分の計2時間30分で行ける判断しました。

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赤岳展望荘前から阿弥陀岳を見るも、ガスの中。

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地蔵の頭を過ぎると、軽快に走ることは出来ません。
普通の登山をしていても滑落死している方もいるくらいです。
また横岳あたりでルートを外してしまう人もいるそうです。
滑落だけはしないように慎重に登山道を進みます。

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横岳です。スルーです。
横岳の手前で話題のツアー登山をされているかがいらっしゃいました。
袖無しの半ズボンという格好を見て「寒くないの?」と心配してくれましたが、20人くらいの登山客が通り過ぎるのを待つ間に冷えそうだったので、その場でジャンプを繰り返して暖めていました。
横岳のピークが過ぎるまでは、岩場が多いので注意。

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横岳のピークが終われば山の雰囲気は一変。登山道は走りやすい道になったので一気に硫黄岳山荘へ。

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硫黄岳への登り返し。ケルンが頂上へと導いてくれます。2004年に登ったときは歩けないほどの強風で、このケルンの陰に隠れつつ耐風姿勢を取りながら登ったのを思い出しました。
頂上は相変わらず風が強かったです。
私の格好を見てご夫婦の旦那さんがトレイルランについて話しかけてくださいました。
私の目標である黒戸尾根のことを話すと、「あそこはいいよ〜」といろいろお話を聞くことが出来ました。

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左の写真の先には天狗岳が見えているはずです。いつかはこの道の先まで走りたひ。
右は爆裂火山口。これをのぞいていたら強風に吹き飛ばされ落ちた人がいたらしい・・・。

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赤石の頭を過ぎれば、右の写真のような樹林帯に戻ります。
道も土道に変わるので走りやすい。

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いつの間にか赤岳鉱泉の前にテラス?が出来ていました。
帰りは北沢。川が鉄色になっています。

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綺麗な花が咲いていたので撮ってみたもののピンぼけ。

右は堰堤広場。
ここから先は砂利道の車道です。途中近道があったはずでしたが、すっかり忘れてしまいました。
砂利道をほぼ自分の意志とは関係なく、惰性で下っていたら腰が痛くなりました。

そして下山。

帰りは原村の「もみの湯」に入浴。
いつ来ても良い温泉です。スモークチーズのおみやげがなくなってしまったのが残念ですが。

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八ヶ岳パーキングエリアから八ヶ岳を撮ってみましたが、やっぱり雲の中。

今回の良かったところとか反省すべきところ。

  • 食事はいつも通り赤飯おにぎりを3個のみ。2時間に1個の割合で食べました。1個あまりましたが、量としては良かったと思います。
  • 非常食をソーセージ1本とカロリーメイトを一応、持って行きました。
  • 雨合羽を持って行かず、簡易テント(1〜2人用ツェルト)にしました。雨が降ったらそれをすっぽりとかぶるつもりでしたし、万が一ビバークするにしてもツェルトの方が体全体を覆えるからいいかな、と。ただし、防寒着がないというのも問題ですね。
  • 1カ所手をついて、手首を捻りそうになったがまずかったかな。あと北沢で道を踏み外し、危うく川に転落するところでした。
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