X10 mini proを最新ROMにアップデートとCyanogenMod6v3.0をインストール

2011-02-21android, Sony Ericsson, update, x10 mini pro

本家の方で突如リリースされたCyanogenMod6v3.0をインストールしてみました。

SEUSで最新ROMにアップデート

z4rootでお気軽にrootを取得することができる環境(Software Version 2.0.A.0.504)を手放したくなかったのですが、最新版じゃないのもなんだか気持ち悪い気がしたので、SEUSでアップデート。
バージョンは2.1.1.A.0.6になりました。
MMSにSubjectを付けられるようになったらしいですが、ソフトバンクからのメールは相変わらずダウンロードエラーが出てしまうようなので、純正ROMを使用している価値は半減してしまいます。

肝心のrootはSuperOneClickで簡単に取得することが出来ました。
以前はWifiのON、OFFを繰り返したり、デバッグモードのON、OFFを繰り返したりしていたのですが、そんなこともなくあっさりと終了です。

CyanogenMod6v3.0導入方法

xRecoveryが必要です。
手抜きですみません、過去のポストをご覧ください

導入方法はxdaのスレッド

に書いてあるとおりなんですが、一点手を加えないとインストール出来なかったのでその辺を。

Requirements:

  • 2.1.1A.0.6にアップデートしておく必要があります。

Instructions:

  • ダウンロードしたファイルを「update.zip」に名前を書き換え、SDカードのトップというかルートに保存。
  • xRecoveryモードで起動
  • xRecoverメニーの2番目「install update.zip from sdcard」を選択する。
  • 再起動(最初は起動が長いです。)
  • エンジョイ。

注意:起動できないときはxRecoveryで起動しなおし、「factory reset」を実行してください

CM6v2.7RC2からupdate.zipでインストールしたときはあっさりと完了したのですが、標準ROMからインストールを実行したときは、途中で起動が止まってしまいました。
ですので、大切なデータは保存してからfactory resetを実行されるのが良いと思います。

雑感

  • カメラが使えるようになったのとメディアボリュームが有効になったので、かなり使い勝手が向上しました。

    カメラのフラッシュも有効です。
    ただ、LEDフラッシュを懐中電灯のように使用するアプリが動きません。他にありそうなので検索中。
    LED Light」や「Mag Flashlight」が動きました。ウィジットに対応しているLED Lightで落ち着きました。
  • ユーザインタフェースをいじったのか、結構見やすくなりました。
  • LauncherがADWからLauncherProになりました。私はこっちの方がお気に入りなのでグッド。
  • b-mobileSIM@u300が使えません。かなりがっかり。

    アプリ「3Gデータ表示」の画面。ステータスバーのところの左二つのアイコンが3Gデータ表示のアイコン。
    右のほうのアンテナ表示に?がもともとのもの。全然接続できませんでした。
  • あんまりベンチマークとか興味ないけど、Quadrant Standardではスコア935でした。
  • SDカードのマウントに安定感がありません。時々、マウントが解除されてフリーズします。
  • 今回から「新」マーケットに更新されたのはいいですが、強制終了されてしまいます。
    CM6v2.7R2のVending.apkを引っこ抜いてきて、置き換えたところ問題なく動きました。更新されるまでは対処療法でいくしかないでしょう。
    RootExplorer.apkを持っている人はそれをインストールすれば、置き換えが簡単です。

    1. CM6v2.7R2の状態で、/system/app/ディレクトリにあるVending.apkをコピーして、SDカードに保存。
    2. CM6v3.0をインストール。
    3. RootExplorer.apkをインストール
    4. /system/app/にあるVending.apkを別名で保存
    5. RootExplorer.apkをインストール、再起動

    これでOKでした。
    RootExplorer.apkがない場合は、DOSコマンドでいくしかないですね。

    1. CM6v2.7R2の状態で、下記のコマンドを実行
      c:\adb pull /system/app/Vending.apk c:\
      c:\adb push /sdcard/
    2. CM6v3.0をインストールして下記のコマンドを実行
      c:\adb shell
      $su
      #mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
      #mv /system/app/vending.apk /system/app/Vending.apk.bak(一応、リネームしてバックアップを)
      #exit
      $exit
      c:\adb install Vending.apk (この辺りはCM6v3.0に入っているファイラーでインストールしてしまっても良いと思います。)
      c:\adb shell
      $su
      #reboot(これも別に本体の電源ボタンを押して再起動しても可)

今後の発展に期待したいところです。もっとも標準ROMがFroyoに対応すればいいだけの話なのに。