X10 mini proを最新ROMにアップデートとCyanogenMod6v3.0をインストール

Android OS

本家の方で突如リリースされたCyanogenMod6v3.0をインストールしてみました。

SEUSで最新ROMにアップデート

z4rootでお気軽にrootを取得することができる環境(Software Version 2.0.A.0.504)を手放したくなかったのですが、最新版じゃないのもなんだか気持ち悪い気がしたので、SEUSでアップデート。
バージョンは2.1.1.A.0.6になりました。
MMSにSubjectを付けられるようになったらしいですが、ソフトバンクからのメールは相変わらずダウンロードエラーが出てしまうようなので、純正ROMを使用している価値は半減してしまいます。

肝心のrootはSuperOneClickで簡単に取得することが出来ました。
以前はWifiのON、OFFを繰り返したり、デバッグモードのON、OFFを繰り返したりしていたのですが、そんなこともなくあっさりと終了です。

CyanogenMod6v3.0導入方法

xRecoveryが必要です。
手抜きですみません、過去のポストをご覧ください

導入方法はxdaのスレッド

に書いてあるとおりなんですが、一点手を加えないとインストール出来なかったのでその辺を。

Requirements:

  • 2.1.1A.0.6にアップデートしておく必要があります。

Instructions:

  • ダウンロードしたファイルを「update.zip」に名前を書き換え、SDカードのトップというかルートに保存。
  • xRecoveryモードで起動
  • xRecoverメニーの2番目「install update.zip from sdcard」を選択する。
  • 再起動(最初は起動が長いです。)
  • エンジョイ。

注意:起動できないときはxRecoveryで起動しなおし、「factory reset」を実行してください

CM6v2.7RC2からupdate.zipでインストールしたときはあっさりと完了したのですが、標準ROMからインストールを実行したときは、途中で起動が止まってしまいました。
ですので、大切なデータは保存してからfactory resetを実行されるのが良いと思います。

雑感

  • カメラが使えるようになったのとメディアボリュームが有効になったので、かなり使い勝手が向上しました。

    カメラのフラッシュも有効です。
    ただ、LEDフラッシュを懐中電灯のように使用するアプリが動きません。他にありそうなので検索中。
    LED Light」や「Mag Flashlight」が動きました。ウィジットに対応しているLED Lightで落ち着きました。
  • ユーザインタフェースをいじったのか、結構見やすくなりました。
  • LauncherがADWからLauncherProになりました。私はこっちの方がお気に入りなのでグッド。
  • b-mobileSIM@u300が使えません。かなりがっかり。

    アプリ「3Gデータ表示」の画面。ステータスバーのところの左二つのアイコンが3Gデータ表示のアイコン。
    右のほうのアンテナ表示に?がもともとのもの。全然接続できませんでした。
  • あんまりベンチマークとか興味ないけど、Quadrant Standardではスコア935でした。
  • SDカードのマウントに安定感がありません。時々、マウントが解除されてフリーズします。
  • 今回から「新」マーケットに更新されたのはいいですが、強制終了されてしまいます。
    CM6v2.7R2のVending.apkを引っこ抜いてきて、置き換えたところ問題なく動きました。更新されるまでは対処療法でいくしかないでしょう。
    RootExplorer.apkを持っている人はそれをインストールすれば、置き換えが簡単です。

    1. CM6v2.7R2の状態で、/system/app/ディレクトリにあるVending.apkをコピーして、SDカードに保存。
    2. CM6v3.0をインストール。
    3. RootExplorer.apkをインストール
    4. /system/app/にあるVending.apkを別名で保存
    5. RootExplorer.apkをインストール、再起動

    これでOKでした。
    RootExplorer.apkがない場合は、DOSコマンドでいくしかないですね。

    1. CM6v2.7R2の状態で、下記のコマンドを実行
      c:\adb pull /system/app/Vending.apk c:\
      c:\adb push /sdcard/
    2. CM6v3.0をインストールして下記のコマンドを実行
      c:\adb shell
      $su
      #mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
      #mv /system/app/vending.apk /system/app/Vending.apk.bak(一応、リネームしてバックアップを)
      #exit
      $exit
      c:\adb install Vending.apk (この辺りはCM6v3.0に入っているファイラーでインストールしてしまっても良いと思います。)
      c:\adb shell
      $su
      #reboot(これも別に本体の電源ボタンを押して再起動しても可)

今後の発展に期待したいところです。もっとも標準ROMがFroyoに対応すればいいだけの話なのに。

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コメント

  1. kawa より:

    こんばんはいつも楽しく見てます
    わたしもV3.0を当サイトを参考にしてインストールしました、できましたありがとう
    ついでにソフトバンクメールも前バージョンで普通にインストールできたのでV3.0でも送受信できてます
    ところでそのソフトバンクメールなんですが、来たメールに対して、返信しようとし、キーボードを出して横画面にすると
    画面は横にならないのですが、そちらはどうですか?

  2. boolee より:

    kawaさん、おはようございます。
    残念ながらそういう仕様みたいですね。
    横画面を想定していないのか、それに対応する時間がなかったのか・・・。
    今後、国内android端末でもキーボード端末が出てきますので、それに合わせたバージョンアップに期待するしかないですね。。。

  3. shadow より:

    こんばんは。わたしもこちらの記事を参考にカスタムロムデビューができました。
    丁寧でとてもわかりやすかったです!
    まだまだ動かない機能など多いようですが、メールが“普通に”受信できることに感動しました。
    ソフトバンク純正のソフトのおかげでしょうか?
    今は結局もとのUIが恋しくなり Message not Downloaded とにらめっこしています。
    いったい何が原因なのやら…
    ともかく次のブログ更新楽しみにしてます!

  4. boolee より:

    shadowさん、こんにちは。
    純正ROMでMMSが受信できないということについてはruotalさんのブログが大変詳しいです。
    私自身もMessage not Downloadを解消すべくいろいろ調べましたが結局答えは出てきませんでした。
    それゆえ、MMSが受信できるようになったということは、自分にたいへん大きなことでした。
    ともあれ私の駄文ブログでなんらかのお役に立てたことは、私にとっても嬉しいことですね。

  5. わにぃ より:

    すごく参考になりました。ありがとうございました。

    [rendeiro2005]Cyanogen6.1.3_v01やCM-6.1.3-V4を入れようとしたら、
    Sony Ericssonロゴループに遭い、どうしたものかというときにこちらにたどり着きました。

    おかげさまでSoftbankメールが使えるようになりました。
    おまけにサクサクで使いやすくなって◎です。

    これで普段使いできそうです。

  6. boolee より:

    わにぃさん、こんばんは。
    x10mini proが常用できるっていいですよね。
    バッテリの持続性が悪いのが玉に瑕ですが、それでもいい端末だと思います。
    私の駄文ブログでも何かのお役に立ったようで何よりです。
    まだまだ楽しみましょー。