EeePC S101のSSDを交換してみた。

PC改造・故障・修理

旅先で使うためにS101のSSDを交換してみた。

旅先ではいつもレンタルPCを借りていたのですが、どのPCもスペックが悪すぎる。
アプリはインストールできるけど、再起動したら消えてしまうし。旅先でROM Cookingすらできないw

というわけで以前購入してすっかり使わなくなったAsus EeePC S101を引っ張り出したのですが、このPCはプチフリーズがヒドすぎるんです。
これを解消させるためにいろんなことをやってみましたが、あまり効果が上がらなかったのでSSDそのものを交換することにしました。

いまさらこんなに古いPCのことを記事にしても仕方ないかもしれませんが・・・。

交換は難しいらしい。

先人の皆様の知恵と努力により、SSD交換のノウハウはネット上に集まっています。

SSDを交換するには3枚おろしの状態にしなければならないそうで、かなり分解が難しいとのこと。

SSDはminiPCI-Express接続のもの

Super TalentのFPM32RSEを購入。
MLC型の32GBモデル。16GBでも良かったのですが、売っていませんでした。
Amazonが最安値だったので、そこから購入。

分解前に。

BIOSのアップデートが必要だというので、アップデート。
Asus Update for EeePCから簡単に出来ます。
昔みたいにFDDから起動して・・・なんてことはないんですよね。

あとはUSBメモリからUbuntu11.10を起動して、Gpartedでさっくりデータを削除。

 

さて、分解しますか。

作業工程自体は前述の記事を読めばできると思います。
難しいとのことでしたが、ケースオープナーがあれば、筐体を開けること自体は難しいとは思いませんでした。
あとは写真を撮りながら、分解していくといいと思います。
面倒ですけど、元に戻す時に役に立ちます。

1.バッテリを外して、4本のネジを外す。

2.底面9本のネジ、メモリカバーのネジ1本、合計10本のネジを外す。

3.メモリカバーを外して、無線LANのチップに付けられている白・黒のケーブルを外す。

意外と白黒どちらにケーブルがつながっていたかを忘れましたw

4.キーボードのF1、F6、F11、Insertキーの上部にある爪を押し込んで、キーボードを外す。

押し込んでも元に戻るので押さえながら作業を行います。

手袋をしているのに深い意味はありませんw

キーボードをめくるとマウスパッド?側にキーボードのコネクタがあるので、外す。
白い部分が回転するように上に上げてから、フラットケーブルを抜きます。

5.キーボードのアルミニウム盤を固定しているネジを外す、コネクタを外す。

ネジ8本を取ります。1本は黄色の保証無効シールの下に隠れています。
キーボード横にあるタッチパッドのものと思われるコネクタをキーボードコネクタと同様の方法で、ケーブルを抜きます。
アルミニウム左上、右上、右下付近にあるコネクタをすべて抜きます。
これは抜くだけで取れます。

6.筐体を完全に取り外す。

ここが難関のようです。

まずPC手前側の溝から着手。
隙間にはテレホンカードなどを入れたほうがいいとありましたが、テレホンカードでは強度が弱すぎて爪を取り外しづらいです。ケースオープナーなど持っている人はあまりいないと思いますが、あったほうが断然楽。

こういうのは慎重かつ大胆にいくのが一番。
無理だなーと思う手前くらいで諦めたほうがいいと思います。
無理だなぁーを繰り返してもダメな場合は大抵間違った手法です。経験上。

差し込んでスライドさせれば、簡単に爪がとれていきます。

サイド。これは特にコツはなし。

背面(コネクタ類がある)側。
まずはRGBコネクタあたりから差し込みました。

きついのは、LCDパネルのヒンジ部分。

左側は良かったのですが、右側のヒンジはきつかった。
これは大胆以上に強引にやりました。

7.マザーボードを固定しているネジ、コネクタを外す。

4本のネジと、左中段、左下、右下に接続されているコネクタを外す。

8.ようやく、miniPCI-Expressカードを交換。

マザーボードを取り外せたら、裏返すと黒のシートに覆われているminiPCI-Epxressカードにたどり着けます。

ネジを2本外すのと、シートをはがせばカードが取り外せます。

あとは交換して元に戻していくだけ。

F2ボタンでBIOSを起動。
認識しているのを確認。

DVDでリカバリ。終了です。

プチフリも今のところ全くなし。
3年前のPCですが十分使えますね。
サブPCには十分。
Ubuntu入れたくなるなぁ。

booleeをフォローする
BOOLEE STREET.net

コメント