全国的にかなりなピーカンだったので。
ジョギングをするようになってから登山熱がちょっと変わってきて、最近では同じ山を何度も何度も登るスタイルになりました。同じ山の四季の移ろいを感じることが出来たり、その山の特徴を知り尽くすことができるので、精神的に安心して登ることが出来て、自分の今の生活スタイルには一番いいと感じるものです。
今回はいつぶりに雪の赤岳に登ったのかなぁと調べてみれば、2009年1月26日以来、じつに5年ぶりでした。行っている時期も同じとは(笑)
前夜泊
いつもだったら登る当日の朝に早起きして出発、という流れでしたが、どうもそんな気にもなれず、登る前日の仕事終わりに車で宿に向かいました。
東京を18時半くらいに出発し、宿到着は21時30分頃。
そんな遅くのチェックインなのに嫌な顔ひとつせず、迎えてくれました。
部屋も和室を広々と使わせてもらい、ぐっすりと眠れました。
登山当日
5時起床。
6時出発。
車で美濃戸登山口までは30分くらいで到着。
美濃戸口から美濃戸の間の私道は雪が多いとスタッドレスタイヤのみでは前に進むことは出来ませんが、今シーズンは雪が少ないのか、問題なく進むことが出来ました。
(数年前に雪にハマってしまい、助けてもらった苦い経験があるので緊張する区間なのです。)
道は一部凍結している箇所があって転んでしまいました。
そこ以外はアイゼンなしで十分歩けました。
賽の河原で大同心という岩場が見えてきたら、休憩ポイントの行者小屋まで近づいてきた実感が湧きます。
行者小屋到着。赤岳がよく見えます。
稜線には雪煙が上がっているので、かなりな風が予想されます。
毎回登りには文三郎尾根をチョイス。
地蔵尾根という道もありますが、こっちのほうがラクな気がします。
ラクとは言え、上り坂の角度はかなりなものがあるので、スイスイというわけには行きません。
横手に見える中山と阿弥陀岳が実に美しい。
雲ひとつない青空に感謝。
頂上まであと少し。
文三郎尾根の終わりから頂上での間は雪が本当に少なく、岩場がむき出しでした。
カメラがあまりの気温の低さでバッテリーが切れたり復活したりを繰り返し始めたため、途中から写真が撮れなくなってしまいました。
なので、急遽Xperia Z1を取り出してカメラとして使用することに。
マイナス10度から15度くらいの気温(体感)なので、素手で作業すると危険です。
そんな時、Xperia Z1のカメラボタンが非常に有りがたかった。
見えない山はない、と言えるくらい雲がなかったです。
赤岳頂上の小屋陰で風を避けながら15分くらい、景色に見とれてしまいました。
何度見てもいいなぁ。
当初、赤岳から硫黄岳へ縦走しようと考えていたのですが、1週間前に怪我して治りかけていたかかとの切り傷がどうやらぱっくり開いてしまったようで、痛い。縦走を断念。
赤岳展望荘方向へ下山開始。
赤岳展望荘の周りなのですが、
下の方を見ると雪煙がすごい。
パーティが煽られてた。
自分もそこへ行って写真を撮ってみた。
目が開けられなかった笑
と、拝みながら下ったら違う尾根だった。
これ以前も一度間違えたことがあったなぁ。
正しくは蓼科山方向でした。危ない。
あとは下山するのみ。
行者小屋から先は、同じ道を帰ったので正直、飽きた。
時間経過
美濃戸6:50
行者小屋8:30
文三郎尾根終わり9:40
赤岳頂上10:10
地蔵尾根分岐不明
行者小屋11:05
美濃戸12:05
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