[Xperia X Compact F5321]bootloaderアンロックとroot化

Android OS

特に問題なく出来ました。

xc-bootloader-unlock

bootloaderのアンロック

公式サイトではXperia X Compactがbootloaderのアンロック対象機にはリストアップされていません。
xc-bootloaderunlock-not-avarable

今回は、「Xperia X」を選択してみました。
xc-bootloader-unlock-x

毎回同じことなので、bootloaderのアンロック方法は記事にしません。
もし興味がある方いらっしゃったら、過去の記事をご覧いただけたらと思います。

Xperia X Compactなのに「Xperia X」を選択してbootloaderをアンロックすることについては、ちょっと不安でしたが問題なく終了したっぽいです。

カスタムKernelとroot化

カスタムKernel

こちらのツールを使いました。
必要なのはkernel.elfですがXperiaFirmからXperia X Compactのftfの素がダウンロードできます。(まだXperiaToolでftf化できない)

画面上はTWRPをインストールしていますが、使えませんので悪しからず。
xc-kernel-repack

root化

先ほど作ったboot.imgを焼けばroot化されます。
xc-flash-kernel

とりあえずは完了です。
再起動してセットアップ。

Permissive化

SELinuxをPermissive化しないと完全なroot権限を使えません。

/system/etc/init.d/以下に「setenforce 0」を実行するスクリプトを配置すれば、Permissive化出来ます。

これも面倒なので、スクリプトをZIPファイル化して、Flashします。
Flashfireをインストールします。

これでTWRPがなくても、zipをflash出来るようになります。
Auto-mount、Dalvik cacheを追加しないとインストール出来ませんでした。
screenshot_20160915-155411screenshot_20160915-165642

DRMキーを削除による機能低下

bootloaderのアンロックによって、当然のようにDRMキーが削除され、一部の機能が使えなくなります。
今回のツールで作成したboot.imgでDRMキー削除による問題は回避できたように感じます。

  • ric
  • DM-verity
  • カメラのノイズ問題
  • ディスプレイ問題

この辺は問題なく回避して機能していると思います。

Download

今回使ったファイルを置いておきます。
もしよろしければお使いください。

現在、ftfファイルは作れませんので、自己責任で・・・。

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コメント

  1. きよまろ より:

    アンロック済みの端末にftfを焼く場合リロックしてから焼いた方がいいですか?

  2. boolee より:

    こんにちは?
    Flashtoolでftfを焼くのであれば、
    bootloaderアンロック済みの状態でオッケーですよ。

  3. きよまろ より:

    ありがとうございますm(_ _)m

  4. tononi より:

    参考にさせて頂いております。このboot.imgはどのバージョン向けでしょうか?(香港版34.2.A.0.311に焼こうと思っております)

  5. gio より:

    下記のガイド通りにプラスエリア化してみて
    https://booleestreet.net/archives/8301

    周波数を追加できましたし、「JAPAN BAND」を選択出来るようになりました。

    実は、今まで使っていたWiko Sunnyに入れて、問題なく利用していた音声のみのSIM(bmobile、miniSIM型)をXperiaに入れたら(nanoSIM型にするため、カッターで切りました)、シグナルがありません。。。(sim自体は認識されているようです)
    アダプターに差し込んで、Wiko Sunnyに戻しても、普通につながります。

    nanoSIM型の携帯って、音声のみのSIMを使えないことでしょうか??